葦船職人養成講座 初級編無事に終了しました!

第2期葦船職人養成講座初級編が終了し、シーカヤック・ツアーガイド大ちゃんがプロの葦船職人への見事な一歩を踏み出した。

初級編では自分自身で葦船を作れるようになることが目標だ。

まずは1日目。葦船の太古からの歴史と作り方を机に座って学ぶ講座だ。
船つくりの背景を知識と学ぶことは大切で葦船が持つ美しい知恵をストンと落とし込むことが重要だ。ついつい熱くなってしまう。

2日目は各パーツの作り方、組み上げ方、結びの意味などを実際に葦船を作りながら細部まで学んでいく。
大ちゃんは、一度テレビの番組で笹舟作りを手伝ってくれたけど、ちゃんとした葦船作りは初めて。
もともと器用なのかコツを掴んでどんどん吸収していく。シーカヤックのツアーガイドゆえに舟そのものが体で理解しているようだ。
やり方も覚えることも山ほどあったが2人ともくたくたになりながら夕方には生み出した「葦船ふく」が見事に誕生!固く握手を交わす。

3日目の最終日は大ちゃんが自分自身で葦船を生み出すことに。
生まれて初めて自分の手で生み出す船は間違えなく愛しく尊い。
2人の助っ人をも加わり大ちゃんがリードして4人でグングン作り上げていく。
空も青空が見え隠れする午後、葦船NALUが生まれた。「NAL」はハワイ語で「波」を意味するらしい。
作り方を知らない彼が3日の講座でここまで仕上げてくれたことがうれしくてたまらない。

こうして新しい葦船職人がまたひとり太古の知恵とつながった。

ソトコトの4月号に掲載されました!

ソトコトの今月号に3万年前の航海プロジェクトの記事が掲載されました!
プロジェクトのメンバーであり我が海旅一座の座長こと洲澤さん (Suzawa Ikunori)がドドンと書いてくれました。
記事の中で、「人を束ね 草を束ねる男」として草舟の設計・製作担当の僕を紹介してくれている。そういわれるとうれしいなぁ。
鋭く男らしい文章で航海の様子を皮舟大工の視点で書いている。
読んでいて気持ちのいい。
ソトコトの4月号、ミーシャの記事の後に載ってます。
ぜひぜひ読んでみてくださいね。

モアナと伝説の海 観てきました!

ディズニーアニメションの最新作
「モアナと伝説の海」
早速、観てきた。
ずっと気になっていた太平洋の海の物語。
伝説、南太平洋、伝統カヌー、スターナビゲーション、お前は海に選ばれた、海に愛される能力、海へと冒険の旅、島や世界を闇から守るため、大海原を駆ける、
追い風受け漕ぎ出せばきっとわかる、
光り輝く海が私を呼んでいる
そんな言葉が散りばめられた映画だった。
目に映るのはアニメとはいいがたいリアルな眩い海と美しい太平洋の島たち。
思わず何度も涙が溢れた。
このタイミングでこの映画が世に生まれるのは意味があると感じた。
葦船で太平洋を航海することと大きく深く重なる。

きっと海からの手紙が動き出しているのだろう。

僕らが取り組む実写版のドキメンタリー冒険映画
「葦船太平洋航海プロジェクト」
さて、風や海や島々と話しながら旅することをどうやって伝えていこうか。

モアナと伝説の海 主題歌
「どこまでも ~How Far I’ll Go~」

打ち寄せる波をずっと一人見つめてた
何も知らずに。
そうよ。
期待に答えたい
でも気付けばいつも
海に来てるの。
どの道を進んでも
たどり着く所は同じ
許されないの
憧れの遠い海
空と海が出会う所は
どれほど遠いの
追い風受け漕ぎ出せばきっと
わかるの
どこまで遠く行けるのかな?
そうね。
みんなとても幸せそうだわ
それはわかるの
そうよ自分の居場所が
あるのって本当素敵なことよね
この道を進んでく
望まれることは同じ
でも心に響くのは
違う歌
光り輝く海が私を
呼んでいる
「おいでよ」と
「早く見つけてほしいと」呼んでいる
教えてよ
そこには何が待ってるの?
空と海が出会う所は
どれほど遠いの
追い風受け漕ぎ出してきっと
私は行くのよ

・・・・・・・・・・・
是非、観てほしい。
特に未来を生み出す子供たちに。

http://www.disney.co.jp/movie/moana.html

LAにて地元のヨットマンとミーティング

日本のヨットの先輩たちに紹介してもらい40年近くロサンゼルス在住の太平洋横断を経験されてるヨットマンの並川さんと40年以上の現役ヨットレーサー武盛さんとクルーのトニーさん、ひでさんからそれぞれ実りある話が聞けました。
みなさんが初めましてにもかかわらず西海岸近郊の海流のこと、海況のこと、風向風力のことを親切にいろいろ教えてくださり、葦船での出航地、出航時期がかなり具体的に絞られてくるのが本当にうれしい。
昨日は地元ヨットマンの研さんを加え改めてミーティングができ、これからも協力してくださるといってもらい本当に心にしみる有り難さです。
どうもありがとうございました。
LA カブリロ・ヨットハーバーにて
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サンディエゴではチョモロ族の長老と見事に出会えた。
Mario R Borjaさんはマリアナ諸島グアム島チョモロ族のカヌービルダーのであり船長だ。
彼は30年以上前から移住し、奥さんの Jo Borjaja と共に2万人以上のサンディエゴに移住してきたチョモロ族の中心的存在だ。
2年前にサンディエゴで16mのアウトリガーカヌーを彼らのチームが1年間かけて生み出し、チョモロ族の誇りを形にした。
海つながりのKyokoちゃんの紹介で電話で話すと快く自宅に招待してチョモロの文化、お互いカヌービルダーとしての思いに時間とともに心地よく親密さが増してくる。
葦船太平洋航海プロジェクトのことを伝えるととても喜んでくれ、是非思いを一緒にと言ってくれた。
そして頂いたのが彼のカヌーチーム
「 Sakman Chamorro CHE”LU」のユニホームとココナッツの葉の鉢巻きだ。
太古から時を越えたつながりが、
また一つ!
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カルフォルニアへ、リサーチの旅!

さぁ、夢に向けての旅立ちです!
これからロサンゼルスへと向かいます。
今回は地元の船舶関係の方に会い細かい海況のことを教えてもらってきます。
それと、材料となるTule Reed のことも。
タイミングを合わせてネイティブアメリカンの長老デニスバンクスさんととも会う予定です。
葦船太平洋航海のプロジェクトが具体的になるようにトキメキとチケットを手に行ってきます!
このプロジェクトでつながっているみんなにお土産話持って帰ります!
では、空へ!
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☆葦船職人養成講座上級編

☆葦船職人養成講座上級編
資格内容:葦船職人1級認定

葦船作りのワークショップで講師として教えることを目的にした講座になります。
参加資格は、葦船職人養成講座初級編に参加している方。今回に限り以前に石川仁式の葦船作りを教わり自分で葦船を作れる方のみを対象としています。
葦船の作り方をロープの縛り方ひとつひとつの意味、葦船の歴史、葦船の持つ美しい伝承を伝えるほか、トラブルに対してのリカバーの仕方、ワークショップを行うための注意事項などを丁寧に伝えていきます。

☆日時:2017年4月1日(土)2日(日)の2日間

☆場所:とりかぶと自然学校 http://www.pal.co.jp/torikabuto/
〒856-0013 長崎県大村市中岳町南川内302 TEL・FAX: 0957-55-5977
(開催場所は長崎県東彼杵に変更となる場合があります、あらかじめご了承ください)

☆参加費用:講習料70,000円+教材費(葦、ロープなど)10,000円 【合計85,000円】

☆講座内容:

1日目 10:00~17:00
◇座学講座
1.葦船について(上級編)
・歴史・構造・製作法
葦船ワークショップ開催のためのノウハウ講座
・主催者との連絡内容
・開催においての段取りと注意事項

2日目
◇実践講座 9:30~16:00
2日目結びの意味に加え、時間配分、トラブルの対処法などを具体的に指導します。

◆参加申込:下記の必要事項を記載のうえ、申込用メールアドレス宛へ送信ください。

─────────────────────

必要事項
氏名:漢字、ふりがな、
生年月日:西暦、満 才
所属:職業など(所属がなければ無しとご記入ください)
性別:
血液型:
メールアドレス:
電話番号:
現住所:郵便番号、ふりがなも記入
緊急連絡先:緊急時連絡できる方の名前と電話番号を記入

─────────────────────

申込送付先:info@jinishikawa.com
*お申し込みに関する注意事項
・お申し込み後、振り込み口座をお知らせいたします。1週間以内にお支払いをお願いいたします。
・入金確認をもって、正式受付とさせていただきます。
・講座概要およびプライバシーポリシー、著作権に関する禁止事項をご確認の上お申し込みください。
・講座費用ご入金後の変更・キャンセル・返金および次回への繰越利用はできませんのでご注意ください。

葦船職人養成講座初級編 受講のお知らせ

☆葦船職人養成講座初級編

資格内容:葦船職人2級認定
葦船の作り方をロープの縛り方ひとつひとつの意味、葦船の歴史、葦船の持つ美しい伝承を細かく伝えます。
自分で葦船が作れるようになるのが目的の講座です。
※上級編では葦船作りのワークショップで講師として教えることを目的にした講座になります。

☆日時:2017年4月14日(金)15日(土)16日(日)の三日間

☆場所:とりかぶと自然学校 http://www.pal.co.jp/torikabuto/
〒856-0013 長崎県大村市中岳町南川内302 TEL・FAX: 0957-55-5977
(開催場所は長崎県東彼杵に変更となる場合があります、あらかじめご了承ください)

☆参加費用:講習料70,000円+教材費(葦、ロープなど)15,000円 【合計85,000円】

☆講座内容:

1日目 13:00~19:00
◇座学講座
1.葦船について
・歴史
・構造
2.葦船作りのメソッド
・製作法
・葦船製作の段取り

2日目
◇実践講座 9:30~17:00
1.各パーツの意味と役割を把握。
2.講師に教わりながら葦船を製作。

3日目
◇実践講座 9:30~15:00
2日目に教わった通りに自分の手で作ってみる。

☆参加申込:下記の必要事項を記載のうえ、申込用メールアドレス宛へ送信ください。

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─────────────────────

必要事項

氏名:漢字、ふりがな、
生年月日:西暦、満 才
所属:職業など(所属がなければ無しとご記入ください)
性別:
血液型:
メールアドレス:
電話番号:
現住所:郵便番号、ふりがなも記入
緊急連絡先:緊急時連絡できる方の名前と電話番号を記入

─────────────────────

申込送付先:info@jinishikawa.com
*お申し込みに関する注意事項
・お申し込み後、振り込み口座をお知らせいたします。1週間以内にお支払いをお願いいたします。
・入金確認をもって、正式受付とさせていただきます。
・講座概要およびプライバシーポリシー、著作権に関する禁止事項をご確認の上お申し込みください。
・講座費用ご入金後の変更・キャンセル・返金および次回への繰越利用はできませんのでご注意ください。

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あけましておめでとうございます

僕はよく、「風」という言葉を使います。
それは物理的な風だけでなく、
心の真ん中から吹くイメージのような風のことです。

「こころの思いに自分を乗せて風とともに進んでゆく」

みなさまにも今年一年、いい風が吹きますように!

2017年 元旦

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探検家 石川 仁 トークライブ@京都

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~数千年前の古代草船で太平洋航海に挑む~

船の文化の伝承をライフワークにしてから22年。
探検家 石川 仁がアメリカ西海岸より20mの古代葦船を建造しで太平洋航海に挑みます。
今回のトークライブでは太平洋航海プロジェクトの思いを伝え、葦船の知恵と海からの学びとを自らの体験から語ります。

◎日時
12月4日(日) 13:30 開場
14:00 ~16:00 石川仁 トークライブ 「葦船太平洋航海に挑む」

◯会場
コミュニティ・スペース花の駅
京都市北区鷹峯土天井町12(たかがみねどてんじょうちょう)
http://hananoeki.wixsite.com/kyoto

☆お電話で直接の問い合わせはご遠慮ください。

◎アクセス
京都市バス「土天井町(どてんじょうちょう)下車すぐ」
自転車およびバイクは建物の前に停められますが、お車は駐車場がありませんので、仏教大学より鷹峯街道入ってすぐのコインパーキングをご利用くださいませ。(台数がかなり少ないのでお気をつけくださいませ。)

◎料金
おひとり1,500円 小学生以下無料

◇申し込み
fumi.skywalker(☆)gmail.com  (☆)を@に変えて送信してください。(よしもと ふみ宛)
こちらにメールで、お名前、連絡先を記入して送ってください。
または、facebookイベントページにて参加申し込みください。
イベント名「海族 石川 仁 トークライブ@京都」

◇問い合わせ
上記よしもとまで