東北の地でヨシ舟誕生!

東北の地でヨシ舟誕生!
「北上の箱舟」と名付けられた。
ちなみに北上川一体はアシとは言わずみながヨシと言う。
茅葺きの会社が協力してくれて扱いやすい素直なヨシで作り上げた舟は美しくしなやかだ。
進水式が終わり、みんなで一通り試し乗りを終えるとあみだくじで2人のチームを作り10チームで競うヨシ舟レースを開催することに!
モンゴル人が参加していたため第一回北上川葦船国際レースと大げさな名前をつける。来年以降も続けるつもりなのでこれでいい。
レースとか競争と名付けると俄然血がたぎるのは人の常である。
さっきまで、アイスを食べてた奥様がパドルを握り締め鼻息ブンブンだ。
笑顔だが、目は決して笑っていない。
レースは真剣勝負!ましてや優勝すれば真夏のバカ暑い中で誰もが望む
「キンキンに冷えたビール」
が、賞品としてもらえるのだから本気度が離れていても伝わってくる。
ルールは簡単。
岸から25mほど離れたペットボトルのブイを回って戻ってくる時間を競うタイムレース!
さぁ、よーいドーン!
インチキするグループもいたし、ヨシ原に舟を突っ込む者、座礁して立ち往生するもの、とにかく誰もが熱い!真剣だからこそマジで笑える!
その中でも負けん気が強いモンゴル出身の2人は気迫が朝青龍のようだ。
結局、優勝者はボルド(モンゴル)とアイリちゃん(日本)のペアー!
賞品はキンキンに冷えたビール!(ほかの人はぬるい麦茶)
モンゴル相撲のチャンピオンのボルドと茅葺き職人のアイリちゃんはかなりの本気モードでダントツ1位!
俺とスギちゃんチームは残念ながら準優勝。
まだまだ復興の終わりが見えない北の大地でのヨシ舟作りは、賑やかに笑い声が空に抜ける宝物のような時間だった!

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7月24日~25日葦舟学校IN北上町

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【日時】 7月25日(土) 9:00~16:30
7月26日(日) 9:00~15:00

【場所】 りあすの森 事務所 (石巻市北上町橋浦字大須183−2)

【費用】 大 人  4,000円 こども 2,000円(中学生以下)
親子一組 5,000円

【募集人数】 20名

【内容】 ヨシを使って舟を製作し、乗船する2日間のワークショップです!
【持物】 作業着、軍手、着替え、タオル、帽子、昼食、飲み物

葦舟”(ヨシふね)って??
葦をロープで束ねただけの原始的な舟です。ヒトの歴史上では最古の舟と言われており、世界各地に伝わっています。日本では、イザナギノミコトとイザナミノミコトとの間に生まれた最初の神様である蛭子命が、葦舟に乗せられて海に流されたと「古事記」に記されています。今回は、北上川のヨシを使って、南米のチチカカ湖に伝わる工法で舟をつくります!

1日目 7月25日 (土)
9:00  集合・自己紹介
9:30  仁さんのお話 ヨシ舟と作業について
10:00 作業開始 ヨシを縛り、“チョリソー”と呼ばれる
船体のパーツを作ります。
12:00 昼食休憩
13:00 作業再開 “チョリソー”同士をまとめて絞り込み、
船体を形作ります。
16:00 作業終了

2日目 7月26日 (日)
9:00  集合
9:15  作業開始 波除けを付け、船体の仕上げを行います。完成した船に名前をつけます。
10:00 川へ移動
10:30 進水式・乗船 進水式を行い、乗船します!
12:00 昼食休憩
13:00 乗船
15:00 ワークショップ終了

【講師】
石川仁 (イシカワ ジン) 冒険家 一般社団法人ONE OCEAN 代表
ラクダとサハラ砂漠を横断したり、アラスカでイヌイットと暮らしたり、ジャングルで川下り…など、世界を駆け巡る冒険家。ワークショップでは、葦舟をはじめ、世界の冒険についての面白い話がたくさん聞けるかも!

【申込方法】
電話、FAX、メールにて、お名前(ふりがな)、住所、生年月日、
電話番号、メールアドレスをお知らせください。
TEL:0225−67−3767
FAX:0225−25−6465
E-Mail:info@riasnomori.jp

NPO法人 りあすのもり

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藍場浜公園で開催された徳島ひょうたん島水都祭2015も無事終了!

吉野川であしぶねが生まれそしてみんなも視線を釘付けにして川面を優雅に進んでいました。

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「吉野川の葦で最古の船を造るワークショップ」1日目

「吉野川の葦で最古の船を造るワークショップ」
藍場浜公園でどどーんと始まった!
なんと、ご当地キャラの「ゆずがっぱ」も一緒にあしぶね作りに参加!
おいおい、かわいい!
今日の夕方には完成!
明日は乗船会!
おー!
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「徳島ひょうたん島水都祭2015」

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さぁー、今週末もあしぶね作りますよ~!
今週は四国の徳島、阿波の国!
去年、ヨットで徳島を訪れた時にお世話になったヨットマンの縁でイベントで開催!
台風を引き連れながらも快晴の中作れそうです!
お近くの方は是非遊びに来てくださいねー!

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「徳島ひょうたん島水都祭2015」
開催までなんと!!後2日!!
心配していた天気もどうやら大丈夫そうです!!!
ここでワークショップの目玉のひとつでもある
「吉野川の葦(あし)で最古の船を造るワークショップ」
をご紹介!!
葦を縄で束ねた最古の船を吉野川に生息する葦で再現!!
滅多に体験できないワークショップです!!
そして次の日の12日(日)には、実際に作った葦船を
新町川に浮かべて乗ることができちゃいます!!
こちらのワークショップは事前申し込みが必要です!!
ぜひお早めにお申込みくださいね!!
「吉野川の葦(あし)で最古の船を造るワークショップ」
開催日時:11日 10:30~17:00
場所:藍場浜公園イベント会場内特設ブース
対象:小学生以上定員:大人25名 子ども25名
参加費:500円
※動きやすい服装でご参加ください
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葦船学校 in 奈留島 開催!【2日目】

【奈留島ニュース\(^o^)/】
7月4~5日に『葦船学校 in 奈留島』を開催しました!
今回は葦(あし)ではなくガマで作るガマ船です!

5日の日曜日は前日に作った小さなチョリソーを大きなチョリソーにするところからスタート。
最初はたどたどしかったロープワークも、最後にはテキパキとこなすまでに成長していました。
ガマを引っ張ったり叩いたりしながら作業すること4時間以上・・・みんなの力で1艘の船が出来上がりました。

風を受ける大事なマストには、子供たちが思い思いに絵をかいたり手形を押したり。真っ白な生地がカラフルで楽しそうな雰囲気になりました♪

みんなで考えた名前は「奈留っ子ガマ号」。
シンプルですが、これしかない!っという名前ですね。

最後は宮の浜に運んでの進水式、そして乗船体験です。
3人ぐらいは乗れるかな?と思っていたら5人も一度に乗ることができました!ガマの浮力は凄いです!(マストは安全の為外しています)
水は少し冷たかったのですが、自分たちで作ったガマ船に乗れて、みんな楽しそうでした。

五島の自然から生まれたガマの船造りを通して、色々と感じることのあった2日間だと思います。参加してくれた子供たち、見守ってくれた大人のみなさん、本当にありがとうございました!

文・「510地域おこし協力隊」
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葦船学校 in 奈留島 開催!【1日目】

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【奈留島ニュース\(^o^)/】
『葦船学校 in 奈留島』1日目が終了しました!

1本の草を束ね縄で結び、段々と大きくしていき、やがて1艘の「舟を編む」という葦船学校。今回は五島に生えている<ガマ>という植物を使用したので、葦船ならぬガマ船作りです!

講師・石川仁さんの話を真剣に聞く奈留っ子たち。
草から船を作るという初めての作業も、持ち前のチームワークでテキパキとこなしていました♪

今日は小さな「チョリソー(船のパーツ)」を作った所で作業終了。明日は会場を宮の森総合公園に移し、このチョリソーを更に組み合わせて大きなチョリソーを作ります。最終的には4mサイズのガマ船が完成する予定!

ガマ船の進水式は13時ごろから宮の浜海水浴場で行う予定ですので、お時間がある方はぜひ見学にいらしてくださいね!

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糸島であしぶね「いとしまる」誕生!

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命名
「いとしまる」
いい名前だ!
今年も糸島で新しく生まれたアシの舟に出会えた。
去年は「カヤ」は重かったが今年の「いとしまる」はスリムで軽やかにポンと空に浮かぶ。
梅雨空を突き抜けギラリと太陽が照りつけた一日だった。
子供たちもキッチリ1年分大きくなっている。
懐かしい顔ぶれは身内のようで笑顔が柔らかい。
この砂浜から北北西に200km、広がる海の向こうは韓国だ。
このイベントの最終目標は大型のアシ船を作り韓国まで航海すること。
「かつては、国境などなく当たり前のように船で結ばれていた日本と朝鮮半島。
海は文化をつなぐ道だったのです。」
と主催者は語る。
「その象徴としてアシの船で渡りたいんです。」
もちろん準備の時間も資金も必要だ。
それでも、風を待ち、波を読んでいつか必ずたどり着ける気がする。
糸島のこのプロジェクトも未来を見据えてゆっくりだがキッチリと前へとすすんでいるのだ。

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