北米で草を束ねた舟と感動の初対面!

サンディエゴ在住でネイティブの血を引くアダムさんに案内され葦船の材料となる葦の群生している場所に案内してもらうことに。
どうしてもその存在をこの目で見て触れて感じたかった。

案内してくれたアダムスさんはネイティブの伝承を幼い頃から学び、現在各地でセレモニーを行っている。去年共通の友人の紹介で知り合った。
先月からメールで、
「葦船プロジェクトのリサーチのためにカルフォルニアに行くのでいろいろ教えて欲しい」
と、連絡すると二つ返事で快諾。
話が早い。

アダムさんに連れられて自然保護区で見渡す限りの葦原をドンと目の当たりにした。
圧巻だ!
カルフォルニア州にはまだまだ材料となる葦がいたるところで群生し、いくつかのネイティブの部族は舟作りやカゴ、小屋作りを今でも伝承しているという。
その間にはいろいろな物語がある。もちろん失われた文化も少なくない。

帰りがけの博物館入るといきなり頭上に葦舟が現れた!クミアイ族の作った舟だ。

北米で最初に出会った草を束ねた舟と目が合った時、

心に暖かな光みたいなものが弾ける。

「やあ兄弟、やっと出会えたな!」

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アメリカ西海岸リサーチの旅!

今夜、アメリカに向けて旅立とう!
3週間のリサーチの旅だ。
運命とは不思議なものでポンとスイッチが入るように葦船文化に詳しいネイティブアメリカンとつながることができた。
葦船の文化は南米やアフリカだけではなく北米でも伝承されていると聞いている。
北米大陸西海岸、サンフランシスコ、サンディエゴを中心に、時間が許せばメキシコのバハカルフォルニアまで行くつもりだ。
『環太平洋』『葦船』『ネイティブの知恵』『ポリネシア』『ミクロネシア』『ジャポネシア』
このキーワードがうまくつながるのだろうか。
考えても仕方ない。
まずは、空へ!

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第1回 葦舟職人養成講座 3/19~3/21 開催!

葦舟(あしぶね)を南米ペルーのチチカカ湖で初めて作ったのが21年前のこと。
それは雲の上に乗るように浮かぶ命の宿る舟との出会いだった。
あれから海も渡った。
命をかけた。
何度も挫折し諦めかけたが結局作りつづけた21年。
試行錯誤を重ね現在の葦舟ワークショップの形にたどり着いた。

ある日、
「僕、葦舟職人になりたいです」
と、真っ直ぐに言われた。
その時この太古の知恵を継いでくれる人に伝えていこうと決めた。

命を生み出す技術は深く宝石のように美しい。
だけど、最も大切なのは「響き」を学ぶことだと思う。
わかりにくいと思うけど、葦舟には古代から未来まで変わらず宿る響きがある。
その「響き」を伝えるときが来たのだろう。

『「葦舟の作り方」の教え方』ができるように時間をかけてきっちり伝えていこう。

日本草舟協会認定(3月設立予定)
第1回 葦舟職人養成講座(入門編)を長崎の大自然に囲まれたフィールドで開催します。

日にち:3月19日(土)20日(日)21日(祝)の3日間 自炊しながらの合宿

場所:とりかぶと自然学校 長崎県大村市中岳町302 http://www.pal.co.jp/torikabuto/

募集人数:若干名

◇いずれは指導者となれるように専門的な知識や葦舟の持つ深い教えについてじっくり伝えます。

◆講座終了後は葦舟職人の見習い期間となります。ワークショップのアシスタントとして実践で学びます。

◇技術が達すれば葦舟職人養成講座(上級編)2日間へと進み、検定に合格すれば日本草舟協会認定の葦舟職人となります。

◆申し込み、詳細の問い合わせ、質問等はこちらへ
http://kamuna.net/?page_id=119
内容の詳細、スケジュール、料金等はこちら

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あけまして おめでとうございます。

昨年はいろいろとお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年僕自身のテーマは「翔」です。
今まで知り合ったみんなと、これから出会うみんなと一緒に風に乗って大きく飛び立つイメージです!
さて、ざっくりとした今年のスケジュールです。
1月下旬~2月下旬 
去年に引き続き西海岸で葦船による太平洋航海のプロジェクトを進めてきます。
各分野で必要なことなことがたくさんたくさんあります。
皆さんの力をお借りできればと思います。よろしくお願いします。
3月中旬
一般社団法人ONE OCEANを母体とした「(仮称)日本葦船協会」を設立。古代船や葦船、草舟などを一緒に作った方、興味のある方、団体がつながれるコミュニティーとして立ち上げます。
また、多くの御要望により『葦船職人養成講座』を開催したいと思います。
葦船職人になりたい人は葦船の知恵をしっかりと伝授します。
4月~10月 
例年通り各地で古代船葦船(あしぶね)のワークショップを開催します。特に「熊野川では清流復活プロジェクト」として川下りのイベントとなります。
6月 
梅雨時のこの時期に海外ツアー開催します。去年はサハラ砂漠のツアーでしたが今年はマチュピチュを行く遥かなるアンデスの旅を企画しています。ペルー観光ガイドの経験を活かし普通のツアーとは一味違うものにしたいと思います。詳細は後日お知らせいたします。
通年
講演会はこちらも例年通り各地で開催したいと思っています。
テーマはサハラ砂漠編、ジャングル編、南米アンデス編、イースター島編、葦船太平洋横断編、葦船大西洋横断編、日本初の葦船カムナ号編、旅や冒険の知恵を伝える旅道編などいろいろです。
旅や冒険の引き出しはいろいろあります!
ぜひあなたの街に呼んでくださいね!
葦刈り、アシ舟作り、大型葦船製作、講演会、葦船職人養成講座など聞きたい事、呼びたい時、質問、お問い合わせはこちら↓
kamuna.ashibune.project@gmail.com
どうぞ、今年もよろしくお願いします!
皆様にもいい風が吹きますように!
一般社団法人 ONE OCEAN
石川 仁
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