北米で草を束ねた舟と感動の初対面!

サンディエゴ在住でネイティブの血を引くアダムさんに案内され葦船の材料となる葦の群生している場所に案内してもらうことに。
どうしてもその存在をこの目で見て触れて感じたかった。

案内してくれたアダムスさんはネイティブの伝承を幼い頃から学び、現在各地でセレモニーを行っている。去年共通の友人の紹介で知り合った。
先月からメールで、
「葦船プロジェクトのリサーチのためにカルフォルニアに行くのでいろいろ教えて欲しい」
と、連絡すると二つ返事で快諾。
話が早い。

アダムさんに連れられて自然保護区で見渡す限りの葦原をドンと目の当たりにした。
圧巻だ!
カルフォルニア州にはまだまだ材料となる葦がいたるところで群生し、いくつかのネイティブの部族は舟作りやカゴ、小屋作りを今でも伝承しているという。
その間にはいろいろな物語がある。もちろん失われた文化も少なくない。

帰りがけの博物館入るといきなり頭上に葦舟が現れた!クミアイ族の作った舟だ。

北米で最初に出会った草を束ねた舟と目が合った時、

心に暖かな光みたいなものが弾ける。

「やあ兄弟、やっと出会えたな!」

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