チュニジア ラクダと歩く砂漠旅「石川仁と行く遥かなるサハラ砂漠10日間」
3月13日にもう一度サハラに旅立ちます!
まだ、ギリギリ間に合うのでもう一度お知らせしますね。
こないだ1回目のツアーから帰ってきたばかりだけど、
砂漠は本当に美しいし参加したみんなとは「バイブレーション・ファイブ」とグループ名を付けて家族のようになれた最高の旅だった!
さあ、3月のメンバーとはどんな名前で、どんなドラマを生み出すのか!
ツアー期間に新月&春分の日を砂漠で迎えます!
もちろん、デカくてかわいいラクダといつも一緒に歩いて、眠れるよ!
心がドキンと動いたら、メッセージくださいね!
人生は一度きり、サハラ砂漠を歩くのもいいもんだ!
月別アーカイブ: 2015年2月
サハラ・ツアーから無事に帰ってきました!
二十数年前サハラを歩き続けたとき、いつも一人ぼっちだった。
でも今は違う。
仲間と一緒に砂漠にいる。
ともに夕日に心を震わせ、質素でもバカうまな食事を喜び、人に言えなかった人生観を静かに話し、コボレる星々に未来を語り、曲線美の砂丘を転げ回って腹の底から笑い合える仲間がいる。
僕ら5人は「バイブレーション・ファイブ」とグループ名を付け、いろいろな風景を背にデタラメにポーズを決めてカメラの前ではしゃいでいた。
100kmの砂漠を歩くことは昔と違ってなんだか思ったより大変だ。
でも、程よい疲労感が食事のうまさの質をぐんとあげた。休憩のときひと房のオレンジを口に入れゆっくり噛み締めるとほとばしる果汁に幸せが爆発する。一杯の水に大げさではなく「いのち」を感じる。
静寂以上の無音の中、ゆっくりと時間をかけて沈む太陽を誰も口も聞かずに並んで眺め、こころに刻む。
夢の中を歩くということはこういうことなのか!
幻想の世界はこうなっているのか!
確認するまでもなくみんなが感じていたことは、日常を遥か遠くに超えて別の時間を旅していることだった。
ひとりでいる時間は、自分のこころにゆっくりと降りていく。
煩わしさがない分深いところまで触れることが出来る。
そして、こころの中心が世界とつながっていることを知る。
人生はパッションだ!
ロサンゼルス無事到着!
レンタカーの左ハンドルが楽しい!
久々の英語まみれがうれしい!
海岸のホテルにチェックイン。まずは晩飯。
ひた走る。見つけた!
20歳の僕、初めての海外、一月半のホームステイ、ホストファミリーとよく行った店、ハンバーガーショップ「Carl’s Jr.」!
そう、青春の証のような「ウエスタンベーコンチーズバーガー!」との再会だ!
何かが愉快だ!
わらじのようなハンバーガーと、たっぷりチーズ、敷き詰められたカリカリベーコンとオニオンリング。
セットについたバケツのようなコーラとずっしりしたポテトの袋の重さが懐かしい。
今の僕は、アメリカのヤヤコシさがわかる歳になった。
2000カロリー越えのドでかいハンバーガーセットの意味も理解してる。
でも、頭でっかちなそれはそれ。
いまはすべてが自由だった20歳の僕に会いにいこう!
そう、人生は情熱だ!