葦船太平洋航海プロジェクト

長く温め続けた思いをかなえるために動き始めます!

アメリカ・カルフォルニアで20mクラスの葦船(あしぶね)を作り、風と海流に乗って太平洋を航海すること。
そして航海を通して多くのことを世界中のみんなと一緒に学ぶことを目的とした旅。

それは純粋に葦船という太古から受け継がれた知恵により深く触れてみたいという思いです。

数千年、いや数万年もの間つづいている「草を束ねた船」の美しい知恵はどうして現代まで受け継がれているのか。
僕はその疑問をみんなと一緒に考えて学んでいきたいのです。

人間がコントロールして進む現代のやり方を横目に、
風に、潮に流され漂流しているかのように進むこの古代の乗り物はもしかすると自然の意志によって運ばれているのではないのか。
そんな感覚を僕は今までの太平洋、大西洋の葦船航海で何度も何度も体験しました。

まるで自然の意志と葦船の意志がつながって進み、
そしてそこに人の意志が重なり海を越えていくのが古代の航海術なのだ、というように悠々と海を舞う葦船。
そうやって数百キロ、数千キロ先の見えない島や大陸を目指し、船という命を運んでいるのではないかと思えてならないのです。

草を束ねた船に乗っているのは人間だけではありません。
船の中にいるバクテリアや菌類、小さな昆虫、木の実や種、船底には海藻、フジツボのような貝類、小さなエビも見かけました。
そして船を突く小さな魚たち、その周りを泳ぐ大きな魚たち。
まるで多様な生き物が集う浮島の様にみんなで海を旅していくのです。

やがて一艘の草の船が見知らぬ島にたどり着きます。
共に旅した命たちがその島の命と混ざり合い新たな生態系が時間を紡いで生まれていくのでしょう。

ある意味、葦船を動かす人間はそんな多くの生き物を無事に運ぶために航海している、といったら言い過ぎでしょうか。

そんな僕が体感してきた葦船の存在する意味をもっと深くみんなと考えてみたいのです。
そこには太古からつづく知恵があり、それを現代から未来に伝えるという大きな目的があると思うからです。

僕はそんな葦船からの学びそのものを「海からの手紙」と名付けました。

そして、海からの手紙を運ぶ。
それがこの太平洋葦船航海プロジェクトの目的です。

これからその思いを胸に日本を世界を旅していきます。

このプロジェクトはまだまだ大きな夢を持った赤ちゃんそのものです。
これから生み出すために必要なコトもたくさんありますし、モノもまだまだたくさん必要です。
アメリカの西海岸で葦船を作る場所も、お金も絶対に必要です。
そして一番必要なのは僕らと一緒に思いを重ねてくれる仲間です。

『海からの手紙を運ぶ仲間求む!』

どうかよろしくお願いします。

気持ちの響き合う仲間とこれから出会うことを心から楽しみにしています。

海族 石川 仁
OCEAN TRIBE JIN
~・~・~・~〇~・~・~・~

トークライブツアー vol.1
『海族たちの冒険はじまる』
~古代葦船で太平洋航海に挑む~

スケジュール
11月12日 札幌 かでる2.7 北海道立道民活動センター
11月17日 仙台 若林区荒町市民センター
11月20日 東京 ふろむあーすカフェ・オハナ
11月23日 鎌倉 ソンべ・カフェ
11月24日 修善寺 Tutty Cafe
11月27日 犬山 犬山農芸
12月 1日 熊野 出会いの里
12月 3日 大阪 調整中
12月 6日 龍野 あがぺーあーと
12月 8日 尾道 調整中
12月9日 広島 調整中
12月10日 博多 調整中
12月11日 長崎 シビックホール

*来年もツアーを予定しています。国内、海外を問わずトークライブ希望の方はこちらにご連絡いただければと思います。
石川 仁 info☆jinishikawa.com ☆を@に変えてくださいね。

最後にもう、一つお願いがあります。
どなたかこの文章を英語、スペイン語、アラビア語、韓国語、中国語、フランス語、ポルトガル語などの外国語に訳してもらえませんか?
できるだけ多くの国の人にこの思いを伝えたいと思います。
シェア大歓迎です!
どうぞよろしくお願いします。

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台風10号による北海道での災害支援活動支援の呼び掛け

仲間のやんじー、由里ちゃんからの呼びかけです!
震災といえばどこでも行き人生をかけて全力で支援活動を続けてきたやんじー、由里ちゃん。
台風10号による北海道での災害支援活動支援を呼び掛けています。

十勝では場所によってはまだまだ炊き出しや飲み水の配布などが必要な状態です。シェアしたクラ金ウドファンドと下のURLから郵便振り込みので支援ができます。
振込みはこちらから
↓↓↓↓↓↓

活動支援金のご協力のお願い


どうぞ支援のほどよろしくお願いします!

クラウドファンドはこちら
↓↓↓↓↓↓↓
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葦船ワークショップ in 修善寺

葦船製作の第一人者であり探検家の石川仁氏をお招きして、
参加者と葦船を製作し乗船するイベントを開催します。
1日のみの参加、親子参加も大歓迎です。
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*日程・タイムスケジュール
◎9月10日(土) 終日tuttycafe(雨天時:中伊豆社会体育館)
8:30~ 9:00 受付
9:00~10:00 参加者ミーティング、ロープワーク
10:00~12:00 葦船作り
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 葦船作り船首仕上げ

◎9月11日(日) アピタ裏狩野川堤防に集合
8:30~ 9:00 受付 (2日目のみ参加の方)
9:00~10:00 参加者ミーティング、ロープワーク
10:00~12:00 葦船作り船尾仕上げ
12:00~13:00 昼食(お弁当販売)
13:30~16:30 葦船進水式、草舟乗船開始
16:30~17:00 片付け、終了

*持ち物 動きやすい服装・軍手 (お子様は子供用軍手)・
水着・着替え・タオル・帽子・飲み物

*参加費 1日参加 大人:2,500円、年長~小学6年生:1,500円 /2日間参加大人:5,000円 、年長~小学6年生:3,000円
参加費には保険料を含みます。

*定員 10日(土)大人5名、子ども20名 / 11日(日)大人30名、子ども30名

*講師 石川仁(いしかわ じん)
1967年生まれ 探検家 葦船職人。一般社団法人 ONE OCEAN 代表。20歳から世界を放浪。サハラ砂漠をラクダと半年間単2700 kmの旅。アラスカでエスキモーと暮らし獣革舟の製作。南米のジャングルを800km丸木舟で河下り。標高3800mのチチカカ湖を120日間かけて葦船で一周。古代の民族移動が草船で海を越えていた可能性を検証する国連の公式プロジェクトに参加。南米チリからマルケサス諸島まで草船で8000kmの航海、バルセロナから大西洋上のカボ・ベルディ諸島まで5000kmの航海。高知から伊豆神津島まで日本初の葦船外洋航海。2012~13年ヨットで日本一周。現在は「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の草舟担当として、与那国島から西表島までの実験航海の準備。また、全国で葦船作りのワークショップの開催。
葦船で太平洋航海を計画中。カムナ葦船プロジェクト代表(http://kamuna.net/)

*申し込み・問い合わせ  tuttycafe(トゥッティカフェ)
電話 0558-72-8783 メール tuttycafe@ozzio.jp
(氏名・参加人数を添えてお申し込みください。
お支払いは当日受付にてお願いします。1週間前よりキャンセル料100%が発生します)

*主催 「tuttycafe」 *共催 「牧之郷子供会」

☆10日(土)同時開催〜身体が喜ぶ美味しいものを味わおう〜☆
伊豆各地でおいしいものを販売しているお店が出店します。昼食やおやつにぜひ召し上がってください。
11日(日)は、河原でお弁当の販売、音楽やパフォーマンスも予定しています。

舟に学び舟を知る!〜みんなで古代の草舟を作って乗ってみよう〜

海旅の仲間、カツこと鈴木克章が主宰する「ひるまのながれぼし」が主催する葦船つくりのイベントが開催されます!
お近くの方だけでなく他県の方も大歓迎です。
ぜひご参加してください!

7月23.24日は、静岡県浜名湖に古代草舟製作の第一人者であり探検家の石川仁氏をお招きして参加者と草舟を製作し乗船するイベントを開催します。1日のみの参加、親子参加も大歓迎です。草舟を身体で感じてみよう!
イベントに参加出来ない人も当日は会場に入り無料にて見学する事が出来ます。

■日程  7月23日(土) 9時00分~17時00  交流会17時30~
7月24日(日) 9時00分~17時00

■参加費 1日参加 一般:5,000円    中学生以下:2,500円
2日間参加一般:10,000円   中学生以下:5,000円

■定員 各日 25名

■草舟とは?
草舟はヒトの歴史においては最古の舟とされております。
世界各地の神話や伝説の中にも登場し、アメリカ西海岸の先住民ホピ族の祖先は、草船に乗って大陸間を行き来していたとされ、アンデス・インカの初代王マンコ・カパックは、草船に乗りチチカカ湖に降り立ったと語り継がれています。
日本では葦船が神輿となっており、神事としての葦船の姿が日本各地に今も残っております。参照(カムナ葦船プロジェクト葦船とは?http://kamuna.net/?page_id=7

■草舟製作講師 石川仁(いしかわ じん)1967年生まれ 探検家 草舟職人
「一般社団法人 ONE OCEAN 代表 20歳から世界を放浪。サハラ砂漠をラクダと半年間単独2700 kmの旅。アラスカでエスキモーと暮らし獣革舟の製作。南米のジャングルを800km丸木舟で河 下り。標高3800mのチチカカ湖を120日間かけてアシ船で一周。古代の民族移動が草船で海を越 えていた可能性を検証する国連の公式プロジェクトに参加。南米チリからマルケサス諸島まで草船 で8000kmの航海、バルセロナから大西洋上のカボ・ベルディ諸島まで5000kmの航海。高知か ら伊豆神津島まで日本初のアシ船外洋航海。2012~13年ヨットで日本一周。現在は全国で草舟作 りのワークショップの開催。草船で太平洋航海を計画中。」カムナ葦船プロジェクト(http://kamuna.net/

■場 所 「浜名湖ボートクラブカナル 」
〒431-1207 静岡県浜松市村町4607-13
(アクセス → http://www.bc-canal.com/access.html )

■申し込み・問い合わせ  鈴木 克章(冒険家・自然ガイド)
電話 090-5620-1961 メール beachplant.project@gmail.com
(氏名・参加人数を添えて鈴木宛までお申し込み下さい。お支払いは当日受付にてお願いします。)

■主催  「ひるまのながれぼし」(http://hirumanonagareboshi.hamazo.tv/)

■共催  「浜名湖ボートクラブカナル」 ( http://www.bc-canal.com/ )

「ファンカデリック」( http://www.funkadelic.jp/ )

■後援  Kーmix・ テレビ静岡・静岡朝日テレビ
中日ショッパー・中日新聞東海本社・
静岡新聞社・静岡放送

《タイムスケジュール》

◎7月23日(土)
8:30〜 9:00 受付
9:00~10:00 参加者ミーティング、ロープワーク
10:00~12:00 草舟作り
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 草舟作り船首仕上げ
14:30〜17:00 スタンダップボードとシーカヤックの乗船体験
17:30〜    交流会

☆7月24日(日)
8:30〜 9:00 受付 (2日目のみ参加の方)
9:00〜10:00 参加者ミーティング、ロープワーク
10:00〜12:00 草舟作り船尾仕上げ、乗船準備
12:00~13:00 昼食
13:00~13:30 草舟進水式、草舟乗船開始
13:30~16:30 草舟、スタンダップボード、シーカヤックの乗船体験
16:30~17:00 片付け、終了

■ 持物 動きやすい服装・軍手 (お子様は子供用軍手)・水着・着替え・タオル・帽子    昼食・飲み物・保険証コピー

■ 備考
・スタンダップボート体験は体験時間内各日6名の限定となっております。体験希望の方はイベント予約の際にお申し付け下さい。先着順とさせて頂きます。

・小雨決行、荒天中止。

・中学生以下は親の同意が必要です。

・講師を囲んでの交流会の飲食は持ち寄りとします。

・人数に制限があるため1週間前からキャンセル料を申し受けます。ご了承下さい。

※ 当日は草舟イベントに参加しない方でも有料にてスタンダップボード体験を楽しむ事が出来ます。是非にこの機会に会場に来てスタンダップボードに触れてみて下さい。

【草舟製作のボランティアを募集します!】

6月23日の午後より、与那国島でいよいよ草舟つくりを開始します。メンバーと一緒の楽しい作業にボランティア参加してくださる方を、大募集します。

作業場所は久部良のナーマ浜(後半は祖納のナンタ浜へ移動する可能性があります)。どなたでもご参加頂けます。人手は多ければ多いほどスケジュールが円滑に進みますので、ぜひ、よろしくお願い致します!

※舟の製作は7月8日頃まで続くと予想しています。スケジュールについてはプロジェクトの公式ホームページをご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/…/activities/special/koukai/schedul…

※事前予約は不要ですが、人数把握のため参加希望の方は事務局へご一報頂けると助かります。制作が始まってからの日々のスケジュール・集合場所はこのフェイスブック・ページで通知いたしますので、直接、現地へお集まりください。
お問合せ:プロジェクト事務局 koukai@kahaku.go.jp

※たいへん恐縮ながらご自身の旅費・滞在費はご負担願います。宿等の手配も各人でお願い致します。作業場所の久部良に宿をとられると便利と思います。また天候などでスケジュール変更になる可能性もあることをご了承ください。

今回は、メンバーだけでなく漕ぎ手候補たちも一緒に舟を作ります。航海前のテストや練習も、間近で見られます。そんな環の中に入って、楽しく貴重な時間を共に過ごしましょう!

ホームページはこちら↓
https://www.facebook.com/koukaiproject/photos/a.153068798408485.1073741830.115293148852717/235573833491314/?type=3

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3万年前の精神性

「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の徹底について考えてみる。
一体どこまで徹底すればいいのだろうか?

船や櫂(かい)を徹底して復元する。これはわかりやすい。
じゃあ、服は着ないのか?トイレはどうするのか?食べ物は?ライフジャケットは?
時間を飛び越えたとらえどころの無い問いはグルグルと終わりなく回るループのようだ。

その中で、特に関心があるのが古代の海を越えた民の持っていた精神性についてだ。
おそらく日本を含む多くの先住民たちは草船の材料を刈り取る前に、舟の進水式の前に、航海の前に、航海が終わった後など自然に対して人間と同じ目線で語り、敬い畏れの感覚をもって儀式を行っていただろう。

僕自身も太平洋・大西洋の大型草船での航海経験や大小様々な草船造りの経験を通して、現代の先住の民が行う自然に対してのセレモニー(儀式)をとても重要と考え常に実行している。
計画中の「草船で太古の知恵を繋ぐ太平洋航海プロジェクト」でももちろん同様だ。

では、今回のプロジェクトでも追いかけている海を越えた太古の民はどのような宗教観や精神性をもっていたのだろう。
航海の徹底再現をする中でこの精神性を再現することが長い草船との付き合いの中で僕自身が最も重要にしているテーマでもあるのだ。

3万年前といえばキリストも仏も天照大神も人間の思考に存在し始める遥か以前の話だ。
おそらく「神」という今の僕らの持つ概念はなかったであろう。

また 宗教観が太陽や海や自然を崇めるアミニズム(自然崇拝)だったというのも素直に頷けない。
なぜなら縄文時代さえ比べ物にならなほどもっと自然の存在と直結していたのだから。
崇拝する思考自体があったかどうかもあやふやだからだ。

おそらく原始宗教といわれるものを通り越した向こう側にあるもっと「シンプル」なものではなかっただろうか。
混ざり気がなく純粋で自分以外の存在への距離感がもっと近い感覚。
つまり、『自然との一体感』を当たり前のように
持ち合わせていたのではないだろうか。

その「一体化した感覚」がそのまま形を変えて航海術となり、
見えない島を目指し、
風を読み、
海流をこえていくことにつながっていくのではないか。

もし「自然と一体化した感覚」がこの身体に眠っているのであればちゃんと思い出せるだろうか。
そこに僕は草船航海再現の真髄を感じる。

これからこの3万年前の航海徹底再現プロジェクトで船造りや航海を通じてその「未知の感覚」に触れ、伝えることができればと切に願うばかりだ。フル ページ写真
葦舟学校開催、草舟作りワークショップのご相談はお気軽にお問い合わせください。ご依頼内容、船の大きさなど、ご相談に応じて見積もりいたします。

カムナ葦船プロジェクト代表 石川 仁についてはこちらオフィシャルサイトもぜひ。
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3万年前の航海プロジェクト 「草舟」の実演をします

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石川仁の新しいサイトができています!

http://jinishikawa.com

昨日、今日は、国立科学博物館 海部氏の「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」において、本プロジェクトで草舟の設計・製作を担当する 石川 仁が、国立科学博物館で 古代舟(小型の草舟)の作り方を実演。

16日午後からは、プロジェクトメンバーも集結し与那国での活動などの新しい映像を公開する他、それぞれの専門家への質疑応答など2回目の記者発表会が行われます。石川も草舟の実演と共に参加します。

航海の際、実際に使う与那国島の素材でつくる草舟。普段の葦船学校で作る舟と違い、ツタの使い方含め、今までの経験を元に新たに考え抜いた草舟!

続報はまたお伝えします!

 

3万年前

 

石川仁 海族トークライブ vol.1 『冒険のはじまり』

Microsoft PowerPoint - 石川仁トークライブ-002 (2)さぁ、冒険の始まりだ!
約1ヶ月のカルフォルニアの旅は大きな出会いの連続だった。
北米でもアシ舟が実在した驚きと感動!
そして日本では3万年前の実証航海に設計と製作監修で参加。
大きな流れの中でひとつひとつのかけらがつながっていく。
まるでジグソーパズルで大きな宝の地図を作るようだ。
人生は夏休み!
地球はおもちゃ箱!
旅のはじまりだ!

石川仁 海族トークライブ vol.1
『冒険のはじまり』
日時:2016年2月27日(土)
時間:16:00~18:00
場所:Cafe & Bar Smile Earth 東京都杉並区南高円寺2-21-6 12紀州ビル2F
料金:1,500円+ワンドリンク・オーダー制
問い合わせ:kamuna.ashibune.project@gmail.com

今日から一緒に実写版RPGの仲間に!

あけまして おめでとうございます。

昨年はいろいろとお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年僕自身のテーマは「翔」です。
今まで知り合ったみんなと、これから出会うみんなと一緒に風に乗って大きく飛び立つイメージです!
さて、ざっくりとした今年のスケジュールです。
1月下旬~2月下旬 
去年に引き続き西海岸で葦船による太平洋航海のプロジェクトを進めてきます。
各分野で必要なことなことがたくさんたくさんあります。
皆さんの力をお借りできればと思います。よろしくお願いします。
3月中旬
一般社団法人ONE OCEANを母体とした「(仮称)日本葦船協会」を設立。古代船や葦船、草舟などを一緒に作った方、興味のある方、団体がつながれるコミュニティーとして立ち上げます。
また、多くの御要望により『葦船職人養成講座』を開催したいと思います。
葦船職人になりたい人は葦船の知恵をしっかりと伝授します。
4月~10月 
例年通り各地で古代船葦船(あしぶね)のワークショップを開催します。特に「熊野川では清流復活プロジェクト」として川下りのイベントとなります。
6月 
梅雨時のこの時期に海外ツアー開催します。去年はサハラ砂漠のツアーでしたが今年はマチュピチュを行く遥かなるアンデスの旅を企画しています。ペルー観光ガイドの経験を活かし普通のツアーとは一味違うものにしたいと思います。詳細は後日お知らせいたします。
通年
講演会はこちらも例年通り各地で開催したいと思っています。
テーマはサハラ砂漠編、ジャングル編、南米アンデス編、イースター島編、葦船太平洋横断編、葦船大西洋横断編、日本初の葦船カムナ号編、旅や冒険の知恵を伝える旅道編などいろいろです。
旅や冒険の引き出しはいろいろあります!
ぜひあなたの街に呼んでくださいね!
葦刈り、アシ舟作り、大型葦船製作、講演会、葦船職人養成講座など聞きたい事、呼びたい時、質問、お問い合わせはこちら↓
kamuna.ashibune.project@gmail.com
どうぞ、今年もよろしくお願いします!
皆様にもいい風が吹きますように!
一般社団法人 ONE OCEAN
石川 仁
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第一回 熊野あしぶねまつり

第一回熊野あしぶね祭り
スケジュールの詳細はこちら
解説
奈良県大峰山脈の辺りに源を発し和歌山県と三重県との県境に沿って流れ、太平洋・熊野灘に注ぐ熊野川。
もともと川の参詣道と言われ熊野本宮大社と新宮速玉大社はたわわな水が力強く流れていた熊野川を舟で行き来してた。
これは黒潮豊かな紀伊半島を行き来する「海の民」と、深々と称える森を行き来する「山の民」の文化を交える川でもあり、生活、交通、信仰の中心となっていた。
ところが75年前の九尾ダムの建設を皮切りに次々とダムが建設され、現在本宮大社のある辺は水深が30cmにみたない場所もあるぐらい水量が激減している。
いつかまた熊野川にたわわな水が戻ってくるように願いを込めて6年前から葦船作りのイベントを毎年開催することとなる。
熊野あしぶね祭り代表の高栖浩史さんは、
「山の荒廃やダムにより熊野川の水量に影響している。葦船のイベントを通して川の参詣道を復活できるくらいの熊野川を目指し、関心を高めてもらいたい」
と、話す。
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お祭りのシンボルになるのが古事記にも登場する最古の舟であり、水を浄化し、子供も大人も関係なく参加できて環境にやさしい乗り物「あしぶね」。
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この舟でいつか熊野川を下ろう。
そして年に何回かでも熊野川のダムを放流し舟で新宮から本宮まで昔のように舟で行き来できるようにしよう。
そんな願いを込めて2010年から葦船作りのイベントが始まった。
人が乗れる川下り用のあしぶねと熊野本宮大社奉納用のあしぶねを2艘づつ計10艘の葦船を作り上げている。
毎回地元や県外から来た子供から60代まで30人を超える参加者で船作りが行われている。
今までは水量が少なく葦船を作るだけで川を下ることはなかったのだけれども、今年はじめて本宮から新宮まで行ってみようとなった。
日時は舟作りが5月2日、乗船会と奉納用の舟作りが3日、新宮までの川下りが4日となる。

熊野川への思いがまた大きく一歩近づくに違いない。
船霊