海旅一座旗揚げ巡業が無事に終わった。
北極圏カヤック作りの名匠で一座を導く座長・洲澤さん、
海獣の猟を通してエスキモー文化を受け継ぐ高沢さん、
手漕ぎ舟日本一周中で強靭な意志と肉体を持つ海洋冒険家のカツ、
ネシアの海の文化を体に刻み込み続ける海洋人類学者の竹川さん、
日本の調査捕鯨の頭として鯨を知り尽くす石川さん、
アラスカの太古の智慧にアートの息吹をそそぐさくらちゃん、
タイ北部の至宝のコーヒーをいれ続けてくれた平野くん、
葦船で太平洋横断を目指す冒険家のボク
自分たちが誇りに思う大切な時間をつむぎ一遍の詩をうたうような旅だった。
そして、その詩はまだうたいはじめだ。
海をゆく吟遊詩人たち「海旅一座」
次に吹く風でどこにたどり着くのだろうか。
新しい座員との出会いもあるに違いない。
次の旅がますます楽しみだ。