海族便り~鰺ヶ沢港より~

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海族仲間のカツ、しげさん、オレ。
低気圧で荒れたこともあり、結局5日間三人でのヨット生活がむさ苦しくもアハハオホホと過ぎた。

明日はそれぞれが北へと進路をとる。

今夜はおじさん三人で涙と笑いのサヨナラパーティーとなった。
カツのリクエストで、豚しゃぶ鍋となり大量の肉と野菜、練り物がバカバカなくなっていく。
焼酎も2升でもつのだろうか。

海を旅し続ける僕らはやはり何かが響き合うのがわかる。
その何かは何だろうか?

陸とは違う何かだ。

委ねるだろうか?
任せるだろうか?
挑むではない。
掴み取るではない。

自分の意志を柔軟に力強く真ん中において、 委ねて任すが近いかな。

そんな話を肴に夜がゆったりとふけてゆく。

明日はそれぞれが北へと進路をとる。

本物はいいものだ、旅も友も。