海族便り~宗像大島にて~

たまたま立ち寄った玄海灘に浮かぶ宗像大島。
今日は、宗像大社沖津宮現地大祭があるというので出航を1日延ばしお祭りに参加することにした。

「沖津宮遙拝殿」から地元の方々とともに手を合わせた。
宗像大社HP↓
http://www.munakata-taisha.or.jp/html/sangu_syosai.html

壱岐、対馬、隠岐の島、ここ玄界灘に浮かぶ島々は古くから大陸と日本とを結ぶ海のジャンクションであり、サービスエリアであり、避難ができる港を携えた大事大事の島々だったのだ。

どれだけの海の民が嵐や時化(シケ)に合ったときに逃げ込むことで命を助けられただろう。
水や食料を補給できて、命を紡いだだろう。

「ありがたい」

その感謝の思いを伝える気持ちは今も昔も未来もけして変わらずに続いていくことだろう。

僕自身も昨日シケてた海から逃げ込むようにこの港に入ってきたからよーくわかる!

グワングワンに暴れる海原から助けてくれるありがたみは絶対だ。

僕も時代を超えて、ただ手を合わせた。

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